こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『大学でゼミに入らなくてよかったと思う5つの理由』を公開します。
僕の背景
なので[ゼミに入って大学生活を過ごした期間]と[ゼミに入っていない期間]の2つがあるので、どちらの良さも経験できました。
こういった背景の僕が今回は「ぶっちゃけ、ゼミに入らなくってよかったです」というテーマで解説をしていきます。ゼミに入るかどうか悩んでいる大学生は、最後までどうぞ。
では、いきましょう(;・∀・)
大学でゼミに入らなくてよかったと思う5つの理由を公開する
下記がゼミに入らなくてよかった理由です。
- 自分の好きなことに時間を使えた
- コスパよく、単位を取っていけた
- 人間関係のストレスがゼロになった
- 興味のある分野の勉強をしまくれた
- 早い段階で就活の対策を始められた
では、順に説明していきますね。
理由①:自分の好きなことに時間を使えた
ぶっちゃけ、これが1番の理由ですね。
なぜなら、本来であれば[ゼミに使っていた時間]がなくなるからですね。
例:僕が使っていた自由時間
・バイトをしまくって、お金を稼いだ
・家でダラダラ、ポテチを食べていた
意識低い大学生で、スイマセン m(_ _)m
とはいえ、わりと幸せな時間でした。
なので、次に当てはまるなら、無理にゼミに入らなくてもOKかなと思います。
- 興味のある研究分野などがない
- 自分にとって好きなことがある
- 人生の中でやりたいことがある
こちらのとおり。僕も上記3つすでにあったので、ゼミを途中で辞めつつ「入らなくてよかったな...」と思いましたね。
理由②:コスパよく、単位を取っていけた
僕が所属していた同志社大学では、下記のような仕組みでした。
- ゼミの単位:年間で8単位ほど
- 教授の単位:年間で4単位ほど
- 研究の発表関連:ほぼ毎日
つまり、ゼミに関連する授業を受ける必要があった感じです。なので「ゼミに入る = わりと時間が取られちゃった」という思い出ありです。
具体的には、他の授業で単位を取るよりも[出席は必須]&[小テストが毎日ある]みたいな感じ。普通の授業よりも、5億倍くらい単位を取る手間(= 労力)がかかりましたからね。
一方で、ゼミを途中で辞めてからは、楽に単位を取れる授業(楽単)を取りまくりました。その結果、大学3年生が終わる頃には、卒業に必要な単位をすべて取りきっていました。
そのため、コスパよく単位を取りつつ、サクッと卒業したい人は、ゼミに入らなくてもOKかなと思います。むしろ「入らなくてよかった...」とガッツポーズするはず (`・ω・´)
理由③:人間関係のストレスがゼロになった
良くも悪くも、ゼミに入ると人間関係で疲れます。もちろん、楽しい人間関係も作れましたが、僕はそもそも人付き合いが苦手でした。
人付き合いが苦手な僕の特徴
これはゼミに限らず、社会人になった今でも同じですね。なので、僕は『人付き合いをする = ストレスになる』といった人間です。
そのため[人間関係でストレスを感じやすい]とか[人に気を使ってしまう]などの人は、ゼミに入らなくてもOKかもです。なんせ、人間関係を減らせば、それだけストレスはなくなるからですね。
浅く狭い人間関係でOKです
大学生の人間関係:浅く狭くてOK
[縦軸:親密度の高さ]で[横軸:人脈の広さ]です。僕もそうだったんですが、大学生は『親密度が低い&人脈が狭い』を意識すればOKです。
もちろん、正解はないですよ。ただ、僕のように「人に気を使いすぎて、いつも疲れちゃうなぁ...」という人は、無理に人脈を広くせず、なおかつ親密度も低くてOKかなと思います。
理由④:興味のある分野の勉強をしまくれた
ゼミに入ると、研究分野(= 勉強するカテゴリー)を決める必要ありです。
ただ、僕が所属していた学部には、面白そうな研究分野がなかったんですよね。
僕が興味のあった分野
上記のとおり。経済学部に所属していたこともあり、ほぼゼロでした。
ゼミに使う時間をWebマーケティングを勉強する時間に使ったんですよね。
Webマーケを勉強した結果
詳しくは、次のとおりです。
- Webマーケティングを勉強した
- 得た知識を使って、やってみた
- 時間はかかるけれど、成果が出た
- その成果を就活の面接で話した
- 外資系企業から内定をもらえた
こちらのとおりでして[ゼミに使うはずだった時間]を[興味のある分野を勉強する時間]に変えたことで、今の自分があると思います。
なので、すでに興味のある分野があるなら、大学生の間にゴリゴリ勉強しまくる方がいいかもです。ゆっくり時間を取りつつ、ガッツリと勉強できるのは、やっぱり大学生の間がベストなので。
マジで興味のある分野がない人へ
具体的には、世の中的に次に流行りそうな分野を勉強すればOKです。最近だと、AI関連の分野が話題ですよね。これからAI分野はガンガン伸びていくので、勉強しておいて損なしです。
理由⑤:早い段階で就活の対策を始められた
繰り返しですが、ゼミに入ると、わりと時間が取られちゃいます。
ゼミ関係に使う時間
- ゼミの単位:年間で8単位ほど
- 教授の単位:年間で4単位ほど
- 研究の発表関連:ほぼ毎日
なので、就活が後回しになっちゃうんですよね。もちろん、ゼミの研究をしつつ、就活をゴリゴリする人もいますが、そういった人はレアです。多くの人は、就活のスタートが遅れます。
就活のスタートが遅れた末路
ぶっちゃけ、就活は[時間をかけたゲー]です。つまり、時間をかけまくれば、どんな企業でも内定をゲットできちゃいます。なんせ、時間があれば、色々な企業の選考を受けまくれるからですね。
僕はわりと早い段階で就活を始められたので、第一志望の企業から内定をいただけました。そういった点からも「ゼミに入らなくてよかった」と思いましたね。
ゼミに入らなくてよかったと思いつつ、僕が後悔していること
とはいえ、後悔していることもありました。
- ゼミで作れる人間関係が消えた
- パワポなどを使う経験がなかった
- 「卒論を書く経験」がなくなった
- 就活で話せるゼミの話がなかった
上記の4つですね。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:ゼミで作れる人間関係が消えた
「大学で多くの人脈を作りたい」という人は、ゼミに入った方がいいですね。
実際、僕はゼミを辞めてしまったので、人間関係がほぼ消えました。
仲が良い人以外は合わなくなる
現在の僕は、社会人2年目です。ぶっちゃけ、大学生時代の知り合いと会う機会は少なめです。マジで仲が良かった数人と、年に数回会うくらいですからね。
というのも、人脈って作るのは簡単だけど、維持するのが大変だからですね。定期的に連絡を取ったり、会ったりしないと、人脈ってすぐに消えちゃいますからね。
とはいえ、ゼミに入らないと、そもそも人脈を作ることすらできないので「大学で多くの人脈を作りたい」という人は、ゼミに入らないと後悔するかもです。
その②:パワポなどを使う経験がなかった
大学の授業でパワーポイントなどで、スライドを作る機会って少ないですよね。
一方で、ゼミに入ると、グループワークや研究でパワポを使う機会が多いはず。
パワポ作りで得られるスキル
- 情報やデータを集める力
- プレゼンテーションスキル
- ストーリーを作る論理的思考力
- 見やすいスライドを作るデザイン力
上記のとおり。このあたりはゼミのグループワークや研究に参加することで、得られるスキルですからね。なので、ゼミに入らないと、パワポのスライドを作るスキルなどが得られないかもです。
社会人になってからも使います
大学を卒業して社会人になってからも[クライアントへの説明資料]などのスライド作成する機会が多いです。そういったときに、大学時代のパワポスキルが必要になりますからね。
とはいえ、このあたりはスキルが必要になったタイミングで勉強すればOK。なので、社会人になってから、パワポを作らなきゃいけないタイミングで、色々と学んでいけば問題なしですよ。
その③:「卒論を書く経験」がなくなった
個人的に、1番経験しておけばよかったなぁと後悔しているポイントです。
大学の卒論とは
卒業論文のことですね。ゼミに所属していると研究をするので、その成果を卒論という形でまとめます。逆にゼミに所属していないと、この卒論を書かなくても卒業できるケースが多め。
当時は「ゼミに入らなくてよかった」と思っていたのですが、卒業してから思うと「卒論を書いてみたかったなぁ」とも思います。人間って『ないものねだり』なので、仕方ないですね (`・ω・´)
そのため、卒論は大学生っぽい経験の1つなので、このあたりをマルっと経験しておきたいなら、ゼミには入っておいた方がいいかもですよ。
その④:就活で話せるゼミの話がなかった
就活では、次の質問が聞かれます。
就活で聞かれる質問
いわゆる、ガクチカ(= 学生時代に力を入れたことの略)ですね。もしゼミに入っていないと、他の経験を話さないといけないので、ここはツラいかもです。
解決策はシンプルです
ぶっちゃけ、就活の面接でゼミの内容を話す人は少なめです。みんな[サークルの話]や[アルバイトの話]をするケースが多いので、他の内容を話しても問題なしですからね。
僕は学生時代にWebマーケティング系の企業でインターンをしていたので、その経験を話していました。インターン系の話は就活でウケが良い(= 好印象)ので、わりとおすすめです。
わりと本音:大学でゼミに入るか迷うなら、入っちゃってOK
結論、ゼミに入っちゃえばOKです。
ゼミは大学生活で体験できる、わりと貴重な経験
ぶっちゃけ、わりと貴重な経験ですよ。
ゼミで得られる経験
僕は半年ほど所属していましたが、わりと楽しかったです。めっちゃ簡単に言うと「大学生っぽいな」という大学生活を過ごせました。
大学生っぽい生活
- 研究のために、夜遅くまで作業する
- 発表の前日は、プレゼン練習をする
- 無事に終わると、タコパをして遊ぶ
こんな感じです。僕はサークルに入っていなかったので、友達が少なすぎる大学生でした。そういった僕にとって、ゼミでの活動は「大学生しているなぁ」と感じられる、楽しい時間でしたね。
ツラいと感じたら、サクッと辞めちゃえばOK
「ゼミ = 辞められない」と思うかもですが、辞めることはできますよ。
実際、僕も途中で「ちょっとツラいな...」と思い、ゼミを辞めました。
途中でゼミを辞めた結果
具体的には、下記のとおり。
- 自分の好きなことに時間を使えた
- コスパよく、単位を取っていけた
- 人間関係のストレスがゼロになった
- 興味のある分野の勉強をしまくれた
- 早い段階で就活の対策を始められた
上記の理由から「ゼミに入らなくてよかったな...」と思いました。ただ、僕が[ゼミに入った経験があったから]なので、迷うなら入っちゃえばOKかなと思います。途中で辞めてもOKです。
ゼミに入らなくってよかった = 結果論かもです
何事にも、メリットとデメリットがあります。
具体的には、下記のとおり。
ゼミに入らない場合
■ メリット
・人間関係で悩むことがゼロになる
・自分のためにに使える時間が増える
・授業や勉強、サークルに専念できる
■ デメリット
・学問における専門知識が浅くなる
・就活の面接で話せるネタがなくなる
・大学で作れる人脈が狭くなってしまう
こんな感じですね。
このあたりについては【後悔】大学のゼミに入らない割合とは【卒論を書かないで卒業できる】で詳しく解説しているので、ゼミに入るか悩んでいる人はどうぞ。
メリットとデメリットを比較した上で「どうすればいいか悩むな...」という人は、ゼミに入っちゃえばOKです。繰り返しですが、入ったあとに途中で辞めてもOK (`・ω・´)
まとめ:自分の時間が増えたので、ゼミに入らなくてよかった
今回は『大学でゼミに入らなくてよかったと思う5つの理由』を公開しました。
ゼミに入らなくてよかった理由
- 自分の好きなことに時間を使えた
- コスパよく、単位を取っていけた
- 人間関係のストレスがゼロになった
- 興味のある分野の勉強をしまくれた
- 早い段階で就活の対策を始められた
上記のとおり。
とくに[自分の好きなことに時間を使えた]が1番のメリットでしたね。
ゼミの代わりにやったこと
・就活を鬼のように早く始めてみた
・とにかく家でダラダラしまくった
[ゼミに入って大学生活を過ごした期間]と[ゼミに入っていない期間]の2つを経験してみて、大学を卒業した今でも「ゼミに入らなくてよかったな...」と思っています。
とはいえ、この記事を読んだ上でも「ゼミに入るか悩むな...」という人は、まずは入っちゃえばOKです。あとから辞めることはできるので、入ってから考えた方が楽ですからね。
というわけで、最高の大学生活をどうぞ。
今回は以上です。