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今回は『レポートの書き出しのテンプレ』を例文とセットで公開します。
書き出しのテンプレを公開
先に結論を書いちゃいますね。
上記のテンプレを使えばOKです。
もちろん[レポートのテーマ]や[教授からの課題の出され方]で、上記のテンプレをそのまま使えないかもです。なので、いくつかのテンプレを例文とセットで解説していきますね。
この記事を読めば、教授から評価されるレポートが書けるだけでなく、書き出し(はじめに)をサクッと終わらせることができるので、課題をするための時間を短縮できるはず。
レポートの書き出しのテンプレを例文とセットで公開するよ
テンプレ + 例文で、わかりやすく解説します。
どのジャンルでも使える書き出しのテンプレ
まずは、最強のテンプレです。
ぶっちゃけ、わりと使えるはずです。
テンプレ⓪:どのジャンルでも使える
上記のとおりですね。丸パクリOKです。
流れとしては、以下のとおり。
- レポートのテーマを提示する
- そのテーマを選んだ理由を書く
- レポートで主張する内容を述べる
とはいえ「テンプレだけ見ても、レポートのイメージが付かないぜ...」という大学生も多いはず。なので、上記のテンプレを使いつつ、レポートの書き出しに当てはめてみますね。
例文:少子高齢化
ここまで書ければ、わりと高い評価が取れるレポートになるはずですよ。
テンプレ①:背景説明型の例文
お次は、背景説明型のテンプレです。
教授から出された課題の例
上記のような課題が出されている場合、以下のテンプレが使えますよ。
テンプレ①:背景説明型
ちょっとややこしいかもなので、流れを簡単にまとめてみますね。
- レポートのテーマを提示する
- 現状をデータなどで説明する
- 現状の具体的な課題を示す
- レポートの方向性を説明する
こちらについても、テンプレだけだとわかりにくいので、例文も公開します。
例文:テレワーク
書き出し(はじめに)の部分としては、わりとクオリティが高いはず。
※とはいえ、テンプレを丸パクリすれば、すぐに書けるので安心です。
テンプレ②:問題提起の考察系型
続いては、問題提起の考察系ですね。
意味不明かもなので、ちょっと補足です。
教授から出された課題の例
簡単に言うと「xx を考察しなさい」という課題の出され方ですね。
テンプレ②:問題提起の考察系型
考察系のレポートは、大学でよく出されるので、このテンプレを使えばOK。
例文:SNSの使い方
基本的な流れは、他のテンプレと同じです。「テーマを提示する」→「現状を説明する」→「レポートの主張や方向性を書く」といった流れですね。
テンプレ③:課題解決型の例文
最後は、課題解決型のテンプレです。
教授から出された課題の例
こちらもレポートあるあるですよね。
そして、テンプレと例文は、以下のとおり。
テンプレ③:課題解決型
課題解決型も、よくあるテーマですね。
流れは、以下のようなイメージです。
- レポートのテーマを提示する
- 現状の説明と課題を指摘する
- 課題を解決する改善策を提示する
上記の流れをベースにしつつ、例文もご紹介しますね。
課題解決型のテンプレは「ザックリとしたテーマを書く」→「いま起こっている課題を書く」→「じゃあ、課題を解決できるためにできることを書く」の3ステップが定番ですね。
大学で評価される、レポートの書き出し(はじめに)の書き方
結論、書き出しは3ステップで書けばOK。
- レポートのテーマを提示する
- そのテーマを選んだ理由を書く
- レポートで主張する内容を述べる
では、順に解説をしていきますね。
手順⓪:レポートの書き出しの例文を見よ
まずは、完成形のイメージからどうぞ。
完成形の書き出し(はじめに)の部分
3つのパートに分かれているので、それぞれ順番に解説をしていきますね。
手順①:レポートのテーマを提示する
はじめに、レポートのテーマを書けばOK。
例文に当てはめてみます
上記のとおりでして、ハイパー簡単です。
なお「そもそもレポートのテーマってなに?」と気になる人も多いかもです。
解決策:教授からの課題を見る
授業中に配られるプリントとか、教授からのメールなどで、課題の内容やテーマが書かれていますよね。上記の場合だと、テーマとしては[現代におけるSNSの使い方]です。
手順②:そのテーマを選んだ理由を書く
お次は、テーマを選んだ理由ですね。ここが少し難しく感じちゃうかもです。
理由 = 問題 と考えてOKです
基本的に、レポートの流れとして[こういった問題があります]→[その問題は、これで解決できます]という順に書くのがテンプレです。
たとえば、先ほどの『現代におけるSNSの使い方』がテーマであれば、そのテーマが抱える問題として、下記が挙げられますよね。
- SNSが生む間違った情報による拡散
- SNS上での自己表現と心理的な影響
- SNSの利用ルールやモラルへの教育
これらをレポートの書き出し(はじめにの部分)に当てはめてみます。
例文:テーマを選んだ理由
このあたりについては[テーマ名 課題]とかでググれば、情報が出てくるので、参考にすればOKです。
手順③:レポートで主張する内容を述べる
主張と聞くと難しく聞こえるかもです。とはいえ、レポートにおける主張って「レポートはこんな方向性で、これを書きますよ。」と書き出し部分で説明すればOKです。
例文:レポートでの主張内容
なお、書き出し内の主張としては、以下をポイントにするといいかもです。
- どういった視点でレポートを書くか
- どんな課題や問題を明確にするのか
- どういった方法で課題を解決するか
ぶっちゃけ、ここが書き出しの中で1番時間のかかる部分なので、じっくり考えてOK。とはいえ、ここをハッキリさせておけば、書き出しを書いた後、サクサクっとレポートが書けるはずです。
逆に、この書き出し部分がフワフワしていると、なかなかレポートが書けないかもです。なんせ、何を書けばいいのかわからなくなるからですね。なので、じっくりと時間をかけてOKです。
補足:書き出しは、短めの文章でOK
レポート全体の割合とか文字数的なことをまとめたので、共有しますね。
レポート全体の割合
割合の目安 | 2,000文字の場合 | |
序論(書き出し) | 10% | (200文字くらい) |
本論(中心部分) | 70% | (1,400文字くらい) |
結論(まとめ) | 20% | (400文字くらい) |
レポートの書き出し(序論)は、全体の10%ぐらいが目安かなと思います。逆に書き出しで10%を越えちゃうと、教授から「書き出しで文字数稼ぎをしてるんじゃね?」と思われて、評価が下がる可能性ありなので注意です。
結局のところ、大学のレポートで重要なことは[本論(中心部分)]なので、この部分が70%よりも低くなっちゃうと、レポートの評価が下がる可能性ありです。
レポートの書き出し(はじめに)を書くときの4つのポイント
書き出しを書くポイントですね。
- 大学から指定されたテーマに沿う
- はじめに(序論)は最後に書く
- タイトルと書き出しを連携させる
- 書き出しで文字数稼ぎをしない
上記の4つを意識すればOKです。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
その①:大学から指定されたテーマに沿う
大前提っぽいですが、わりと注意です。
テーマだけでなく、ルールも見る
授業によって、下記のように指定されているケースが多いですよね。ここをミスると、評価が下がるので注意。
- 文字数は1,200文字から2,000文字
- 文字の大きさやフォントの種類
- 数字などのデータは引用元を書く
- あなた自身の考えや主張を入れる
- レポートの文末に参考文献を書く
たとえば、僕が卒業した同志社大学だと、レポートの表紙が決められていたり、文字のフォントサイズ(文字の大きさ)が決められていたりしました。
このあたりは、教授からのメールや授業プリントを確認しつつ『
ペンマーク
』などのアプリで、シラバスという授業ガイドを見てもいいかもですね。
その②:はじめに(序論)は最後に書く
レポートって、実は上から順に書く必要なしですよ。
最後に序論を書くのがおすすめ
書き出し(はじめに)の箇所って、レポート全体のまとめ的なやつですよね。そのため、無理に最初に書く必要ないんですよね。
むしろ、後から書いた方がまとめるだけなので、サクサクっと書けちゃうケースが多いです。
今の時代はAIが優秀です
本論と結論を書いた後、序論(書き出し)については、AIを活用すればOK。
上記はAIに指示を出すときのプロンプト(= テンプレ)でして、そのまま使ってしまってOKです。
その③:タイトルと書き出しを連携させる
レポートを読むときって「タイトル見る」→「書き出し読む」の順ですよね。
ちょっとイメージしにくいかもなので、具体例を出しつつ、解説します。
タイトル
書き出し
SNSというテーマは同じかもですが、まったく方向性が違いますよね。とはいえ、タイトルと書き出しの連携って、わりと簡単だったりします。
解決策:タイトルは後から付ける
タイトルと書き出しの内容がズレる原因は『タイトルを先に書くから』なんですよね。つまり、タイトルを書いた後に、書き出しを書いちゃうから、内容がブレブレになる感じです。
なお、レポートのタイトルは10秒くらいあれば、考えることができまして、このあたりについては【簡単】レポートのタイトルの付け方 + 書き方を良い例を使って解説でまとめているのでどうぞ。
ぶっちゃけ、レポートのタイトルで悩む時間は、超モッタイナイですよ。先にレポートを書きつつ、後から秒速でタイトルを付ければOK。意外とレポートって、サクッと終わる課題だったりします。
その④:書き出しで文字数稼ぎをしない
繰り返しですが、レポート全体の文字数の割合は、下記画像のとおり。
レポート全体の割合
割合の目安 | 2,000文字の場合 | |
序論(書き出し) | 10% | (200文字くらい) |
本論(中心部分) | 70% | (1,400文字くらい) |
結論(まとめ) | 20% | (400文字くらい) |
あくまで目安ですが、序論(書き出し)と呼ばれる部分は、レポート全体の文字数から考えて10%くらいがベストかなと思います。これが20%とか30%になると、たぶん単位を落とします。
というのも、レポートは本論(中心部分)がわりと命でして、ここの割合が少なすぎると、中身がないレポートになってしまうからですね。
とはいえ、書き出しの部分での文字数稼ぎはNGですが、本論(中心部分)での文字数稼ぎはOKです。詳しくは【簡単】レポートで使える文字数稼ぎの方法5選【文字数ごとの稼ぎ方】という記事で、5つくらいテクニックをまとめています。
実際、僕はレポート課題が得意というか大好きでして、テスト勉強とかよりも楽だったんですよね。なんせ、ルールを守りつつ、文字数稼ぎをすれば、サクッと単位が取れちゃうからです。
なので、上記の記事をベースにしつつ、文字数稼ぎをしつつ、単位を取りまくってくださいませ。大学3年生の春とか秋くらいまでに、卒業単位を取り切れると、人生がイージー化します (`・ω・´)
まとめ:レポートの書き出し(はじめに)は、テンプレを使おう
今回は『レポートの書き出しのテンプレ』を例文とセットで公開しました。
書き出しのテンプレを公開
レポートに正解はないですが、上記のテンプレを書き出しで使えば、低評価のレポートになる可能性は低めです。100点じゃないかもですが、普通に良い評価は取れるはずですよ。
ぶっちゃけ、大学のレポートで『ルールを守ること』が1番重要だったりします。たとえば「提出期限までに提出する」とか「文字のサイズや種類を守る」とかですね。
このあたりって意識すれば絶対にできることなので、授業中に配られたプリントや教授からのメールなどをベースにしつつ、ルールを守りつつ、レポートを書いていきましょう。
というわけで、今回は以上です。