こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『ゼミ面接の逆質問を例文とセットで公開』というテーマで解説します。
2つのパターンで紹介します
僕が受けたゼミの場合、選考の中に[教授の面接]と[ゼミ生の面接]の2パターンがありました。なので、逆質問も2つのパターンを作っておいたので、気になる箇所をどうぞ。
前置きは、さておきですね。
では、いきましょう (*´∀`*)
ゼミ面接の逆質問を例文とセットで公開【教授が相手の場合】
まずは、教授に向けての逆質問です。
教授に好印象を与える、ゼミ面接の逆質問
結論は、以下の5つの例文を使えばOK。
- 活躍している大学生の特徴は?
- ゼミ活動で重視していることは?
- 研究は将来どのように活きますか?
- ゼミの学生に期待していることは?
- 卒業生は、どのような進路に進む?
実際、上記は僕がゼミ面接で使っていた例文まとめです。
※わかりやすくするために、タメ語で書いていますが、敬語に変換よろです。
敬語への変換前
ゼミ活動で重視していることは?
敬語への変換後
ゼミ活動で重視していることはありますか?
ハイパーシンプルですが、こんな感じ。
逆質問の前に、クッション言葉もありです
いわゆる、枕詞といったやつですね。
こちらも具体例をお見せしておきます。
例文①:クッション言葉を付ける前
活躍している大学生の特徴はありますか?
例文②:クッション言葉を付けた後
ゼミに入った後、研究で成果を出したいです。活躍している大学生の特徴はありますか?
アレンジは必要かもですが、こんな感じで「聞きたい言葉の前に、フレーズを入れる」といったイメージです。クッション言葉を付けることで、わりと丁寧になるのでおすすめですよ。
それに、上記の例文の場合、アピール要素にもなりますからね。おそらく、教授からすれば「この学生は、意欲関心が高いな...」と考えるはずです。
ぶっちゃけ、ゼミ面接は限られた時間の中でアピールする必要があるので、話す言葉1つ1つを全てアピールするつもりでいるといいかもです。最後に話した言葉が勝敗を分ける可能性ありですよ。
やるとNGな、教授への逆質問の例文は3つ
一方で、聞いちゃいけないこともありますね。
聞くと評価が下がる逆質問の例文
- 活動に参加せずに、単位は取れる?
- このゼミに入るメリットはあるの?
- 1週間でどれくらいの時間が必要?
教授によりけりですが、聞くと一発で評価が下がる可能性ありです。
ただ、逆質問の準備をしていないと、わりとしちゃう内容ですよね。
ゼミ面接では、3つの視点で逆質問を考える
とはいえ「何がOKで、何がNGかわからない...」と悩む大学生も多いはず。
3つの視点で考えればOK
- 相手が聞かれて嫌な思いはしないか
- 調べたら、わかる内容ではないのか
- 自分の評価を下げる質問ではないか
「当たり前でしょ」と思うかもですが、実際に逆質問でミスる人が多い。
なので、ゼミ面接の前にしっかりと準備をしておく必要ありですよ。
教授の面接では、逆質問は例文のまま使おう
ぶっちゃけ、逆質問の時間でアピールのポイントを稼ぐ必要なしですよ。
あまりアレンジせずに、ご紹介した例文のまま使ってしまえばOKです。
- 活躍している大学生の特徴は?
- ゼミ活動で重視していることは?
- 研究は将来どのように活きますか?
- ゼミの学生に期待していることは?
- 卒業生は、どのような進路に進む?
繰り返しですが、こちらの例文ですね。
好きな例文を選びつつ、パクればOKです。
ゼミ生の面接で、逆質問をする場合の例文も5つ公開します
お次は、ゼミ生への逆質問です。
僕がゼミ生の面接で使った、逆質問の例文
よく使っていた逆質問は、次の5つ。
- ゼミの雰囲気は、どんな感じ?
- ゼミ活動での1番の学びはある?
- 他のゼミとの違いは、ありますか?
- バイトや勉強との両立は、できる?
- 活動スケジュールは、どんな感じ?
とくに、僕のおすすめは「ゼミ活動での1番の学びはある?」でして、意欲・関心をアピールするために使っていました。ちょっと例文とセットで書いてみますね。
僕がよく使っていた例文
ゼミに入った後、多くの学びを得たいと考えています。xx さんがゼミに入られてから、1番の学びだと感じたことはありますか?
上記のとおり。
気持ち悪いかもですが、アピールは大切。
ゼミ生による面接も、教授と同じ感覚でやる
「ゼミ生の面接 = 少しゆるい感じでいこう」と考える人がいますがNG。
なぜなら、教授と同じくらい、ゼミ生の面接でも評価はされているから。
総合評価で選考結果は決まる
・教授による評価:60点
配点は変わるかもですが、どちらにせよ、ゆるい感じで面接を受けるのはNG。
ゼミ面接の評価が下がる、聞くとNGな逆質問
NGな逆質問も例として、書いておきます。
聞くと評価が下がる逆質問の例文
- ゼミ内で恋愛関係がある人はいる?
- ぶっちゃけ、楽に単位取れるよね?
- 授業に参加しなくても怒られない?
- ゼミ生同士って、仲が悪いですか?
- 飲み会は、どれくらいの頻度なの?
こちらのとおり。日常会話ならOKですが、面接では絶対にNGです。
マジで聞きたい内容がある場合
[説明会や相談会]・[ゼミに受かった後]のどちらかで聞くべき。
なので、逆質問はゼミ面接の選考の1つなので、例文を使えばOKです。
逆質問を通じて、気持ち良くさせればOKです
これは教授に対しても同じですが、相手が気持ちよく話せる逆質問が神。
人間の特性です
人間の特性というか、真理です。
なので、ゼミ面接でも応用します。
面接の場面
面接官:そうだね、xx が学びだね。
オイラ:まじっすか。xx ってこと?
面接官:そうそう、実はそのときさ...
※わかりやすくするために、タメ語にしています。
面接官も人間ですからね。もっと言うと、先輩や友達と同じ人間です。
気持ち良く話した後に、相手(= 面接を受けるあなた)の印象をガクッと下げる可能性はゼロです。むしろ、面接の内容が少し悪くても、最終的な印象が良くなることもありますからね。
このあたりを意識できると、ゼミ面接だけでなく、就活の面接も余裕ですよ。
おまけ:ゼミ面接の逆質問で、やっちゃいけない行動は4つ
逆質問についてのNG行動も書きます。
- 相手が聞かれたくないことを聞く
- 「逆質問は、ありません」と答える
- 調べたらわかることを聞いてしまう
- 本音で聞きたいことを逆質問で聞く
上記4つは、わりと注意です。
では、具体例とセットで説明していきます。
その①:相手が聞かれたくないことを聞く
普通のコミュニケーションでも同じですね。
「嫌だな」と思うことは、聞くべきじゃない。
例文:相手が聞かれたくないこと
- ゼミ内で恋愛関係がある人はいる?
- 授業に参加しなくても怒られない?
- ゼミ生同士って、仲が悪いですか?
考え方はシンプルでして『相手の立場になって考えてみる』です。
※本当に聞きたいことだったとしても、この視点や考え方は大切ですよね。
もし「やっべ。相手の気持ちがわからない...」という人は、下記をどうぞ。
面接の逆質問では、コレを聞く
- 活躍している大学生の特徴は?
- ゼミに入るまでにやるべきことは?
- 活動スケジュールは、どんな感じ?
上記のとおり。おすすめの例文は「今日からゼミに入るまでの期間で、やっておいた方が良いことなどはありますか?」と聞けばOK。ぶっちゃけ、評価がアップしやすい例文です。
その②:「逆質問は、ありません」と答える
「逆質問がない = ゼミへの志望度が低い」と考える人が多いですからね。
覚えておくべきこと
「逆質問は、ありません」と答えることによる、メリットはゼロです。デメリットしかないです。であれば、適当に例文をパクりつつ、とりあえず聞いちゃえばOKかなと思います。
その③:調べたらわかることを聞いてしまう
「調べたらわかるっしょ...」ということも、逆質問で聞くのはNGです。
理由は、あなたに対して『何も調べられない大学生』という印象を与えるから。
具体例:調べたらわかること
- 活動や研究テーマは、なんですか?
- このゼミの定員は、何人ですかね?
- xx 教授の専門分野は、なんですか?
上記のとおり。
大学のシラバスとかに載ってますよね。
その④:本音で聞きたいことを逆質問で聞く
境界線が難しいですが、面接で本音で聞きたいことを聞いちゃうのはNGです。
具体例:本音で聞きたいこと
もちろん、ゼミ活動は大学生活の1部なので、忙しさは重要ですよね。
ただ、聞き方次第では「興味・関心が低いのかな?」と思われる可能性あり。
解決策:聞き方を変える
目的は[忙しさを知る]なので、手段である聞き方を変えればOK。
おそらく、こちらの例文を聞けば、ザックリとした忙しさはわかるはず。
おまけ:逆質問で使える、言い換えまとめ
最後は、完全におまけコーナーです。
簡単に使える言い換え表現
・本音:ぶっちゃけ、忙しいですか?
→ スケジュールは、どんな感じ?
・本音:飲み会は、どれくらいある?
→ ゼミ外の活動は、どれくらいある?
・本音:楽に単位取れるの?
→ ゼミの評価基準は、どんな感じ?
マジでこのタイミングで聞きたいなら、最低でも上記の言い回しは必須。
※ただ、他の例文を参考にしたほうが、面接結果の視点からは安全かもですね。
ゼミ面接の逆質問で逆転できるほど、アピールチャンスはない
結論、逆質問の時間は「おまけ」です。
受かるかどうかは、逆質問の前に決まってる
ぶっちゃけ、こちらのとおり。
簡単にグラフにしてみますね。
面接の評価 | 逆質問の評価 | ゼミ選考の結果 | |
1 ) | ○ | ○ | 受かる |
2 ) | ○ | ☓ | 落ちるかも |
3 ) | ☓ | ○ | 落ちる |
4 ) | ☓ | ☓ | 落ちる |
おそらく、①と④はイメージしやすいかもです。②と③について解説します。
逆質問では、アピールしすぎない方がいい話
2つのパターンに分けて解説します。
②:面接 ○、逆質問 ☓
面接がうまくいったとしても、逆質問でミスると、選考に落ちます。
③:面接 ☓、逆質問 ○
面接でうまくいかなかった場合、逆質問で頑張っても、選考に落ちます。
見てもらうとわかるかもですが「アピールしすぎないこと = 余計なことをしない」が1番ベストです。なぜなら、頑張っても評価は変わらないし、逆に評価を下げる可能性があるから。
具体例:おすすめの例文
- 活躍している大学生の特徴は?
- ゼミ活動で重視していることは?
- 研究は将来どのように活きますか?
- ゼミの学生に期待していることは?
- 卒業生は、どのような進路に進む?
上記の例文がおすすめです。
ほどほどのレベルを攻める感じです。
ゼミ面接では、逆質問以外でアピールするべき
ぶっちゃけ、ゼミ面接は準備ゲーです。
面接の準備をする流れ
- 聞かれそうな質問をリスト化する
- 質問に対する答えを準備しまくる
- 答えを話す練習を鬼のようにする
こちらの3ステップを繰り返せばOK。
とくに、練習するのが大切ですよ。
面接の練習方法
少し気持ち悪いかもですね、スイマセン。
とはいえ、実際に声に出すことが重要。
まとめ:ゼミ面接の逆質問では、アピールしすぎないことが大切
今回は『ゼミ面接の逆質問を例文で公開』というテーマで解説しました。
この記事の内容
ぶっちゃけ、逆質問の時間で面接の評価が大逆転する可能性はゼロです。
※ただ、逆質問でミスると、面接中の評価が良くても落ちるかもです。
なので、例文を丸パクリすればOKでして、あまりアピールしすぎずに、ほどほどに安全な例文を投げるほうが良いかもですね。
それでは、グッドラックです。
今回は以上です。