
こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『ゼミに入ってない = 就活で有利になる』というテーマで解説です。
先に結論を書きます
上記のとおり。というのも、この記事を書いている僕も、ゼミに入ってない状態で就活をしました。その結果、外資系の大手IT企業から内定をゲットできました。
そのため[ゼミに入ってない = 就活で不利]ではなく[ゼミに入ってない = むしろ有利になる可能性あり]ですよ。このあたりについて、本記事で僕の実体験をベースに書きます。
この記事を読めば、不安は解消されて、自信が出るかもです (`・ω・´)
ゼミに入ってない = 就活で有利になる話【わりと嘘じゃないよ】
結論、むしろ就活で有利になりますよ。
ゼミに入ってない = 就活でアピールできる
論より証拠です。面接官にとって、どちらの就活生の方が面白そうですかね?
就活生A
就活生B
僕であれば、後者の[就活生B]の方が「え?なになに?詳しく教えてよ」といった感じで、面接官に興味を持ってもらえるかなと思います。
もちろん、このあたりは就活で志望する業界とか企業、面接の担当者により変わります。ただ、多くの就活生がゼミの話をするので、あまり差別化ができないかなと思います。
入ってない = アピールチャンスです
「ゼミに入ってない理由は?」→「xx の活動に注力していたからです。具体的には...」といった感じで『ゼミの代わりに頑張ったことをアピールできるチャンス』に変わるんですよね。
なので、不利になるとか気にしなくてOKでして、むしろアピールチャンスに変わるので、神展開です。逆に入ってないことを利用しつつ、ゼミ以外のエピソードを話しまくればOKですよ。
実体験:僕もゼミに入ってない就活生だった話
実際、僕もゼミに入ってない状態で就活をしました。結果は、下記のとおり。
就職活動の結果
上記のとおり。
そして、もう1つ衝撃の事実ありです。
就活の真実
僕自身、200社くらいの企業にエントリーをしつつ、エントリーシートを書いたり、面接を受けたりしました。しかし、面接で99%くらいの確率でゼミ関係の話はなかったんですよね。
そのため「ゼミに入ってないけど、大丈夫かな?」とか「入ってない理由を面接で聞かれたら、どうしよう...」と悩む必要はなしです。99%くらいの確率で、聞かれませんからね。
自分から話さないことも重要
就活の面接って、すべてを話さなくてもいいんですよね。もっと言うと『自分が不利になる話はしない方がいい』といった感じ。なので、あまり勉強系の話をしない方がいいかもです。
これは運ゲーっぽいですが、僕は[長期インターン]&[学生団体]&[塾講師のアルバイト]でうまく30分をやり過ごしていました。これができると、就活は余裕です (`・ω・´)
僕が愛用したエントリーシートの書き方と例文
じゃあ「エントリーシートで何を書けばいいの?」といったところ。
エントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方と例文
- 結論:活動を通じて、得られた結果
- 状況:当時の具体的な状況や環境
- 目標:状況をベースに設定した目標
- 課題:あなたが直面していた問題
- 行動:具体的に行ったアクション
- 結果:アクションより得られた結果
ちょっとイメージしにくいかもですね。書き方を例文に落とし込みます。
エントリーシートの例文
私が学生時代に力を入れたことは、アルバイト先のカフェで売上を20%増加させたことだ。学生時代、地元のカフェでアルバイトをしていた際、平日の売上が低迷している状況に直面した。売上を20%増加させるという結果を目指し、まず午後の来客数を増やすための施策を検討した。午後限定の割引キャンペーンを企画し、学生向けSNSや周辺地域でのビラ配布を通じて告知を行った。その結果、平日の午後に学生や会社員の来客が増え、月平均で売上を20%増加させることに成功した。
伝えたいことは[結論]→[状況]→[目標]→[課題]→[行動]→[結果]の6ステップで、エントリーシートを書けばOKです。当てはめるだけなので、わりと楽ですよ。
質問:ゼミ名を書く場所は?
面接で「ゼミに入らなかった理由は?」と聞かれるかもですが、問題なしです。
繰り返しですが、入らなかった理由を聞かれたときは「xx の活動に注力していたからです。具体的には...」といった感じで、理由+頑張ったことを話した方がアピールできますよ。
面接でゼミに入ってない理由を話すときのコツ
結論は[ポジティブな理由]を話せばOK。
例文:ゼミに入ってない理由
・長期インターンで働いていた
・SNSなどで活動をしていた
上記のとおり。つまり「ゼミに入ってない代わりに、オイラこんなこと頑張りました!」と話せたらOKです。とはいえ、逆に[ネガティブな理由]は絶対にNGですよ。
例文:ネガティブな理由
・興味のあるゼミがなかった
・シンプルに時間がなかった
こんな感じ。言うまでもなく、こういった内容を面接で言えば、落ちますよね。なので、面接でゼミに入ってない理由を聞かれたときは、必ず[ポジティブな理由]を話すべしですよ。
就活のために、ゼミに入るのも選択肢の1つ
ここまで記事を読む中で「やっぱり、就活で不利になりそうだな...」と思うなら、今から就活のためにゼミに入っちゃうのもありかもです。
ゼミの選び方5つ
- ゼミ選考の倍率がそこそこ高い
- サークルやバイトの先輩がいる
- ゼミの雰囲気が自分に合っている
- 研究テーマがシンプルにおもしろい
- 教授が就職のコネを多く持っている
上記をベースにしつつ、ゼミを選べばOK。
›› 参考:【文系】大学のゼミの選び方は5つある【不人気+ブラックゼミの特徴】
繰り返しですが、就活の面接でゼミ関係の話は、ほぼ聞かれません。とはいえ、リスクをゼロにするなら、大学3年とか大学4年から、ゼミに入っちゃうのもありかなと思います。
ゼミに入ってない大学生が、就活でアピールするために必要な準備
以下の3つが、就活で必要な準備です。
- 就活で使えそうなエピソードを作る
- エントリーシートに経験をまとめる
- 面接でスラスラと話せるようにする
では、順に説明していきますね。
前提:就活でゼミの話を聞かれる理由
「そもそもゼミの話が聞かれるのは、どうしてなの?」といった理由です。
就活でゼミの話を聞かれる理由
上記のとおり。
もう少し深掘りをしてみます。
企業側がゼミの話で知りたいこと
- 学習に対して、学ぶ姿勢があるか
- 価値観などが、企業と合っているか
- 周りと協力しつつ、研究ができるか
目的は色々あるかもですが、このあたり。
目的を満たせる話をすればOK
企業側の目的は[ゼミの話を聞くこと]じゃないですよね。あくまで、知りたいことを聞くための手段として[ゼミの話を聞いているだけ]です。
たとえば、上記の「企業側がゼミの話で知りたいこと」を分解してみます。
■ 学習に対して、学ぶ姿勢があるか
→ 知らないことを学んだ経験を話す
■ 周りと協力しつつ、研究ができるか
→ 自分以外の誰かと協力した話をする
■ 価値観などが、企業と合っているか
→ 求める人材(= 価値観)を分析する
ゼミに入ってない状態でも、他のエピソードでカバーできそうですよね。
これは就活すべてに言えることですが『いかに相手が求めていることを考えて、答えられるか?』がポイントですよ。ここができれば、就活のエントリーシートや面接は、ヌルゲーです。
話がズレて、スイマセン。本題の「アピールのために必要な準備」に戻ります。
準備①:就活で使えそうなエピソードを作る
まずは、エピソード作りです。
※すでにある人は、読み飛ばしてOKです。
就活でウケが良い経験
- チームで取り組んだ経験
- 挑戦と失敗を繰り返した話
- 困難な状況から生まれた成果
このあたりはウケが良いですね。より具体的な話をすると[長期インターンシップ]とか[部活動][留学]などのエピソードは、わりとウケが良い感じです。
長期インターンは神です
とはいえ[部活]とか[留学]ってハードルが高いですよね。なので、僕は[長期インターンシップ]を大学生のときは、やりまくっていました。なぜなら、メリットが多かったからですね。
- 就活の面接で話のウケが良い
- いろいろなスキルが得られる
- バイトよりも時給が高めで神
- 縦と横でビジネス人脈が作れる
- 社会人の基礎的なマナーがわかる
上記のとおり。とくに「バイトよりも時給が高めで神」は、個人的に最高でした。具体的には、完全リモートワークで時給1,300円でしたからね。ぶっちゃけ、バイトするよりコスパ最強です。
準備②:エントリーシートに経験をまとめる
就活で話すエピソードを作れたら、あとはエントリーシートにまとめればOK。
エントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方
- 結論:活動を通じて、得られた結果
- 状況:当時の具体的な状況や環境
- 目標:状況をベースに設定した目標
- 課題:あなたが直面していた問題
- 行動:具体的に行ったアクション
- 結果:アクションより得られた結果
上記の6つの要素ですね。
なお、書き方を例文に落とし込みます。
エントリーシートの例文
長期インターンシップでSNSマーケティングに取り組み、フォロワー数を20%増加させた。当時、広告代理店で長期インターンをしており、SNSプロジェクトに参加していた。しかし、フォロワーが伸び悩んでいたため、ターゲット層のニーズを満たすコンテンツが不足していることが課題であった。そこで、ターゲット層が興味を持つトレンドを調査し、視覚的に訴求するデザインを取り入れた投稿を提案した。結果、フォロワー数が20%増加となり、プロジェクトへの貢献が評価された。
こちらのとおり。エントリーシートはエピソードと書き方をマスターすれば、書類選考で落ちることはなくなりますよ。書き方については、丸パクリOKです。内容は嘘をつくとバレますからね。
準備③:面接でスラスラと話せるようにする
面接で話す内容が作れたら、あとは「うまく話せるようになること」が重要。
就活 = 演技ゲーです
- 登場人物:あなた、面接官
- 状況:大学時代の経験を話す
- 台本:エントリーシートの内容
- 制限時間:面接内の30分のみ
こちらのとおりでして、就活の面接は演技です。『あなた = 主人公』でして、面接前に用意したエントリーシートの内容をベースにしつつ、演技をする感じです。
なので[表情]や[雰囲気][話し方]や[話すリズム]なども、何度も練習すべきですよ。僕は毎朝1回は台本(= エントリーシート)をベースに、スラスラと読めるまで練習していました。
なお、これは就活で失敗する人にありがちですが「エントリーシートを読んでいる感」を出しちゃうと、面接で落ちますからね。何度も練習しつつ、暗記するレベルまで落とし込むことが重要。
ゼミに入ってない人に向けて、就活を有利に進めるコツを3つ解説
就活を有利に進めるなら、下記3つが重要。
- ゼミの話が聞かれる理由を考える
- 大学生活の中で幅広い経験を積む
- ゼミ以外の学業エピソードを作る
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
コツ①:ゼミの話が聞かれる理由を考える
エントリーシートや面接を含めて、就活でゼミの話が聞かれるケースが多いです。理由はシンプルでして、企業側は『どんな就活生なのか?』をエピソードを通じて確認したいからですね。
企業側がゼミの話で知りたいこと
- 学習に対して、学ぶ姿勢があるか
- 周りと協力しつつ、研究ができるか
- 価値観などが、企業と合っているか
つまり、聞かれる理由さえわかっておけば、あとは対策は余裕ゲーですよね。
知りたいことに対する対策
■ 学習に対して、学ぶ姿勢があるか
→ 知らないことを学んだ経験を話す
■ 周りと協力しつつ、研究ができるか
→ 自分以外の誰かと協力した話をする
■ 価値観などが、企業と合っているか
→ 求める人材(= 価値観)を分析する
こちらのとおり。
[価値観などが、企業と合っているか]は、企業のサイトを見ればOK。
企業のサイトを調べる方法
すると、求める人物像などの情報が出てくるので、うまく合わせにいけばOK。たとえば「積極的な人物」を求めているなら「積極性をアピールできるエピソードを話す」といった感じ。
コツ②:大学生活の中で幅広い経験を積む
就活の面接では、雑談ベースで面接が進むこともあります。その際に、大学生活で他の就活生が経験していないような幅広い経験をしていると、わりと高評価です。
例:大学生活の幅広い経験
- アルバイトを20種類ほどした
- 学生団体で高校生に授業をした
- 長期インターンで人事をしていた
- 個人でブログやSNSを運営している
- サークルで巨大イベントを企画した
ちなみに、上記は僕が大学生活で経験したエピソードでして、わりと幅広い経験をしていたかなと思います。とはいえ、どれもやろうと思えば、今日からでもできることが多いはず。
何が言いたいのかというと、ゼミに入ってないなら、ゼミ以上の経験を大学生活でしておくべきでして、経験の幅が広いと、就活は余裕ゲーですからね。
コツ③:ゼミ以外の学業エピソードを作る
面接官の中には「ゼミに入ってない = 学業を頑張らなかった」と考える人もいますからね。なので、ゼミに入ってないなら、ゼミ以外の学業エピソードも考えておくべき。
資格系の話が使いやすいかも
- 会計:日商簿記やFP
- 英語:TOEICやTOEFL、英検
- IT:MOSやITパスポートなど
とくに、資格系の話は[就活の面接で話せる]だけじゃなくて[エントリーシートや履歴書にも書ける]といった感じで、一石二鳥なのでおすすめです。
ゼミに入ってない大学生が、就活でやるとNGな不利になる行動
最後は、就活でやるとNGな行動です。
- ゼミに入っているという嘘をつく
- ネガティブな入ってない理由を話す
- ゼミの代わりに話せる経験がない
こちらの3つを気をつければOK。
では、順に説明していきますね。
その①:ゼミに入っているという嘘をつく
ゼミ関係で、嘘をつくのはNGです。
なぜなら、調べられる可能性があるから。
例:企業側が嘘を調べる話
企業から大学やゼミに対して、チェックが入る可能性もゼロじゃないですよね。そのリスクを考えたときに、あまり嘘をつくメリットはないかなと思います。それよりも、下記が大切です。
- ゼミに入ってない理由を詳しく話す
- その代わりに頑張ったことを伝える
- 経験が就職後に役立つことを話す
これは就活あるあるですが[ゼミ]や[資格]で嘘を付くのはNGですよ。繰り返しですが、企業が調べようと思えば調べられることは、絶対に嘘を付いちゃいけないです。
嘘がバレた場合
ちょっとオーバーかもですが、可能性はゼロじゃないですからね。なので[ゼミ]や[資格]で嘘を付くのはNGです。嘘を付くくらいなら、言わないほうが安全ですよ (`・ω・´)
その②:ネガティブな入ってない理由を話す
面接で「なんでゼミに入ってないの?」と聞かれたときに、下記はNGです。
例文:ネガティブな理由
・興味のあるゼミがなかった
・シンプルに時間がなかった
こちらのとおり。
それよりも、ポジティブな理由を話すべき。
例文:ポジティブな理由
・長期インターンで働いていた
・SNSなどで活動をしていた
上記のとおりでして、ニュアンスとしては「〇〇を頑張っていたから、仕方なくゼミに入ってない」といった感じ。あくまで、前提としては「入りたい気持ちがあった」というイメージです。
その③:ゼミの代わりに話せる経験がない
これは面接官の立場になるとわかるかもですが「ゼミに入ってないなら、何をやっていたの?」と聞きたくなりますよね。このときに「オイラ何もしてないっす!」と答えると、面接に落ちます。
就活のために経験を積み上げる
何事も就活のために行動するのは良くないかもですが、ゼミの代わりになる経験がないなら、今からエピソードを作っていけばOKです。
- 新しいアルバイトを始めてみる
- 大学の途中からサークルに入る
- 個人でブログやSNSを始めてみる
どんなレベル感でもOKなので、とにかく就活で話せそうなエピソードを作りまくればOK。僕の場合、大学2年生くらいまで何もしていなかったので、大学3年から急いで作り始めました。
その結果、就活をするときには、エントリーシートや面接で話せることが、山のようにあったので、今からでもエピソードを作っていけばOKです。『思い立ったが吉日』ですよ (`・ω・´)
まとめ:ゼミに入ってない人でも、就活は不利になることないよ
今回は『ゼミに入ってない = 就活で有利になる話』といった話をしました。
入ってない = 有利になる理由
[ゼミに入ってない = 就活で不利になる]と考える人が多いですが、逆ですよ。[ゼミに入ってない = ゼミの代わりに頑張ったことをアピールできるチャンス]です。
「ゼミに入ってない理由は?」→「xx の活動に注力していたからです。具体的には...」といった感じで、ゼミの代わりに頑張ったことをアピールするチャンスに変わるんですよね。
なので、ゼミに入ってないことに不安を持つ必要はゼロでして、逆に「これってアピールできるチャンスじゃね?」と、アピールタイムにしちゃえばOKです。
それでは、後悔のない就活をどうぞ。
今回は以上です。