こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『第一志望のゼミ選考に落ちたら、やること5つ』をご紹介します。
ゼミ選考に落ちたら、やること5つ
- 二次募集のゼミをピックアップする
- 説明会や相談会、面談会に参加する
- 面接を受けるゼミの選考基準を知る
- ゼミの選考で話す志望理由を考える
- 志望理由をベースに面接対策をする
結論は、上記のとおり。
こちらを実践すれば、二次募集のゼミ選考を突破できるはず。
なお、後半では「二次募集のゼミ選考の面接を、突破するための3つのポイント」や「二次募集の選考にも、落ちた場合の対処法」もご紹介しているので、マルっと対策ができますよ。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう(^^)/~~~
第一志望のゼミ選考に落ちたら、やること5つ【面接に全落ち】
ゼミ選考に落ちたら、次の5つを実践すべし。
- 二次募集のゼミをピックアップする
- 説明会や相談会、面談会に参加する
- 面接を受けるゼミの選考基準を知る
- ゼミの選考で話す志望理由を考える
- 志望理由をベースに面接対策をする
では、順に説明していきますね。
前提:第一志望のゼミ選考に落ちた理由を知る
まずは『なぜ第一志望のゼミ選考に落ちたのか?』という原因からです。
※落ちた理由を改善しないと、何度受けても、落ちる結果になりますからね。
よくある面接に落ちる理由
- ゼミ選考の面接がボロボロだった
- GPA(= 大学の成績)が低かった
- ゼミに対しての理解が不足していた
- 志望理由がボロボロになっていた
- 性格(= キャラ)が合っていない
上記のとおり。
とくに「ゼミ選考の面接がボロボロだった」という大学生が多いはず。
ゼミ選考に落ちた理由を書き出しつつ[改善できる落ちた理由]と[改善できない落ちた理由]の2つに分けるべしです。前者は改善できますが、後者は改善できませんからね。
落ちた理由の分析例
■[改善できる落ちた理由]
・面接がボロボロ → 面接対策をする
・ゼミへの理解が不足 → 調べまくる
・志望理由がボロボロ → 考えまくる
■[改善できない落ちた理由]
・GPAが低い → どうしようもない
・性格がNG → どうしようもない
こちらのとおり。
あとは[改善できる落ちた理由]を改善するために、行動すればOKです。
その①:二次募集のゼミをピックアップする
第一志望のゼミに落ちたなら、次の志望ゼミを決める必要ありですよね。
重要:最初にやるべきこと
上記のとおり。一旦、研究テーマに興味があるとか倍率などを気にせずに、二次募集を受け付けているゼミをピックアップしまくるべきですよ。
ピックアップしたあとは、優先順位を付けるステップです。このあたりは好みがありますが、優先順位についても、紙などに書きまくるといいかもです。
ゼミを選ぶ優先順位
- 自分が興味を持てる研究テーマのか
- 雰囲気などは自分に合っているのか
- 選考の倍率や人気度はどれくらいか
僕の場合、上記を意識していました。あとは、二次募集を受け付けているゼミに対して、あなたが優先したいポイントを確認しつつ、どの選考を受けるかを決めればOK。
点数を付けるとわかりやすいかも
テーマ | 雰囲気 | 受かりやすさ | 合計 | |
ゼミA | 2 | 3 | 1 | 6 |
ゼミB | 2 | 2 | 3 | 7 |
ゼミC | 3 | 1 | 2 | 6 |
ザックリと、こんな感じですね。
上記の場合なら[ゼミB]を二次募集の選考で受けるイメージです。
とはいえ、ゼミ選びって難しいですよね。詳しくは【文系】大学のゼミの選び方は5つある【不人気+ブラックゼミの特徴】で解説しているので、二次募集のゼミ選びで失敗したくないなら、必読です。
その②:説明会や相談会、面談会に参加する
二次募集の段階で、各ゼミが説明会などを開催しているケースが多めです。
今すぐにやるべきこと
理由はシンプルでして、あなたの顔をゼミ生や教授に覚えてもらえるからですね。なんせ、ゼミ生や教授からすれば「説明会に何度も来てくれる = 志望度が高い」と判断するから。
もちろん、参加するだけじゃNGですが、志望度の高さをアピールすることは大切かなと思います。それにゼミの理解度が高まると、自然と面接対策にもなりますからね。
※例:「〇〇な人を求めている = 〇〇な人をアピールできるエピソードを話す」などですね。説明会に参加するのは無駄じゃないので、一石二鳥になるかもです (`・ω・´)
その③:面接を受けるゼミの選考基準を知る
簡単に言うなら「どんな基準でゼミ選考をしているのかを知ること」ですね。
つまり、ゲームの攻略方法的なやつなので、選考基準を知ることは重要ですよ。
例:よくある選考基準
- 学業成績:GPAによるボーダー
- キャラ:ゼミの雰囲気に合うか
- 志望動機:志望度が高いのか
- 面接:求める回答を投げれるか
- 貢献:ゼミに良い影響を与えるか
このあたりかなと思います。とくに[キャラ:ゼミの雰囲気に合うか]は選考基準で重視されるので、説明会や相談会に参加しつつ、ゼミ生の雰囲気などをチェックしておくといいですよ。
僕が参加していたゼミ生の特徴
・落ち着きがあり、静かな人
・結論ベースで論理的な人
上記の特徴を持ったゼミ生が多かったので、面接では上記をアピールしまくりました。なので「落ち着いた雰囲気でありながら、笑顔。とはいえ、質問には結論ベースで答える」といった感じ。
そういった観点からも、二次募集の説明会などには参加しまくるべきですよ。ぶっちゃけ、参加しておいて損なしです。
僕はゼミの選考基準を分析しまくりました。このあたりについて【余裕】大学のゼミの選考基準とは?【結論:キャラ作りが大切です】で解説しているので、選考基準マニアになりたい人はどうぞ。
その④:ゼミの選考で話す志望理由を考える
ぶっちゃけ、ここが1番大切です。
なぜなら、面接でスラスラ話せても、志望理由がボロボロなら落ちるから。
過去・現在・未来の軸で考える
過去・現在・未来の軸で考える
- 過去:研究分野に興味を持った経験
- 現在:いま取り組んでいる内容
- 未来:研究の延長線上にある将来
こちらのとおり。[過去]→[現在]→[未来]の3つの軸で志望理由を考えることで、志望度をアピールできますからね。それに納得感もUPです。
志望理由のテンプレート
私は、〇〇分野に強い関心を持っており、〇〇(過去の経験)を通じてさらに深く学びたいと考えるようになりました。現在は〇〇(現在取り組んでいるテーマ)の授業を中心に受講しており、貴ゼミでの研究内容が私の学びたい分野と一致しているため、志望しております。将来は〇〇(キャリアや目標)を目指し、ゼミで得た知識を活かして〇〇分野で貢献したいと考えています。
わりと完璧ですね。
あとは上記のテンプレをベースにしつつ、志望理由を考えればOKです。
その⑤:志望理由をベースに面接対策をする
最後は、ゼミ面接の対策です。
ぶっちゃけ、面接は準備ゲーですよ。
面接の準備 = 質問対策です
・どうして〇〇ゼミを志望しているの?
・取り組んでみたい研究のテーマは?
・課外活動でどんな取り組みをした?
・なぜ第一志望で〇〇ゼミじゃない?
とくに、最後の「なぜ第一志望で〇〇ゼミじゃない?」はキツイ質問かもですが、事前に準備しておくことは重要です。面接がボロボロだと、第一志望と同じように選考に落ちますからね。
とはいえ、面接は準備さえしておけば、あとはスラスラと答えられるようになるだけです。ぶっちゃけ、就活とかに比べるとヌルゲーなので、準備こそ正義ですよ (`・ω・´)
二次募集のゼミ選考の面接を、突破するための3つのポイント
お次は、ゼミ面接を突破するポイントです。
- 必ず聞かれる質問を暗記しまくる
- ゼミの説明会で選考基準などを聞く
- 第一志望に受かった友達と練習する
こちらの3つを意識すればOK。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
ポイント①:必ず聞かれる質問を暗記しまくる
これに尽きるかなと思います。
具体的には、下記の質問ですね。
ゼミ面接で聞かれる質問
・どうして〇〇ゼミを志望しているの?
・取り組んでみたい研究のテーマは?
・課外活動でどんな取り組みをした?
・なぜ第一志望で〇〇ゼミじゃない?
中でも[大学]→[学部]→[ゼミ]の流れで、志望理由を考える必要あり。
ゼミの志望理由はピラミッド
ゼミの志望理由はピラミッド
- なぜ〇〇大学を志望したのか
- なぜ〇〇学部を志望したのか
- なぜ〇〇ゼミを志望するのか
上記のとおり。面接では、とにかく「なぜ?」が聞かれます。なので、面接を受ける前の準備の段階で、常に「なぜ?」を問い続けると、面接でボロボロになることはなくなるはず。
ポイント②:ゼミの説明会で選考基準などを聞く
ゼミ選考というからには「選考するための基準」が必ずあるはずです。
例:よくある選考基準
- 学業成績:GPAによるボーダー
- キャラ:ゼミの雰囲気に合うか
- 志望動機:志望度が高いのか
- 面接:求める回答を投げれるか
- 貢献:ゼミに良い影響を与えるか
こちらのように、事前に選考基準を予測する方法でもOKです。ただ、二次募集の説明会や相談会があるなら、選考基準を聞いちゃってもOKかなと思います。
選考基準を聞くときの聞き方
こんな感じでOKです。ポイントは[選考に受かるために聞く]ではなく[選考を突破してから活躍したいから聞く]という気持ちを見せることですね。
ポイント③:第一志望に受かった友達と練習する
ちょっと厳しい言い方ですが「あなた:第一志望に落ちた」「友達:第一志望に受かった」などのパターンがあるかもです。そういったときは、受かった友達に協力してもらうべしです。
例:友達と面接練習をする
・あなた:回答をする役
10分くらいを目安にしつつ、ゼミ選考の模擬面接をしてもらえばOKです。
※20分くらいでもいいですが、疲れるので、最初は10分でOK。
なお、面接をしたら終わりではなく[面接をする]→[振り返りの時間を作る]を繰り返しつつ、改善していけばOK。とくに「第一志望の面接に落ちた理由 = 面接がボロボロだった人」は練習必須。
ちなみに、時間があればでOKですが、逆パターンをやってみると面白いですよ。具体的には「あなた:質問をする役」で「友達:回答をする役」ですね。
第一志望に受かった友達の面接を見つつ、学べることが多いはず。メンタル的にキツイかもですが、面接に受かるためには、やっておいて損なしです。
おまけ:二次募集のゼミ選考の面接にも、落ちた場合の対処法
続いては、全落ちした場合の対処法ですね。
- 三次募集があるゼミを探しまくる
- 第一志望の教授に直談判してみる
- ゼミの代わりに就活を早く始める
では、順に説明していきますね。
対処法①:三次募集があるゼミを探しまくる
二次募集が終了しても枠がある場合、三次募集があるかもです。
もしゼミが必修科目なら、三次募集にもチャレンジする必要あり。
三次募集に向けて、やるべきこと
- 二次募集のゼミをピックアップする
- 説明会や相談会、面談会に参加する
- 面接を受けるゼミの選考基準を知る
- ゼミの選考で話す志望理由を考える
- 志望理由をベースに面接対策をする
基本的に『第一志望のゼミ選考に落ちたら、やること5つ』と同じです。当たり前のことを当たり前のようにやりつつ、自信を持ってゼミ選考にチャレンジすればOKです。
対処法②:第一志望の教授に直談判してみる
難易度は高めですが、教授に直談判をしつつ、再チャンスをもらうのもあり。
ゼミ教授に直談判するときのコツ
- 事前にしっかりと準備をしておく
- 直談判をするタイミングを意識する
- マナーを守りつつ、丁寧に連絡する
- ゼミへの志望動機をしっかり伝える
上記のとおり。
メールのテンプレートも記載しておきます。
直談判をするときのメール
〇〇教授
お世話になっております。
〇〇大学 〇〇学部◯年の〇〇です。
〇〇ゼミの選考に応募いたしましたが、
残念ながら、不合格となりました。
貴ゼミで学びたかったという思いから、
今回の結果を残念に感じております。
ゼミの選考結果に関して
ご相談の機会をいただけないかと思い、
ご連絡を差し上げました。
お忙しいかと存じておりますので、
ご都合の良い範囲で結構です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 〇〇学部◯年
〇〇〇〇
学籍番号: xxxxxxxx
たぶん、直談判をして面談などができる確率は10%くらいで、そこからゼミに入れる確率は10%くらいかなと思います。なので、確率としては[1%]くらいです。わりとハードゲーです。
とはいえ、第一志望のゼミを諦めきれないなら、直談判はありです。直談判をするときのポイントやコツを理解しつつ、丁寧にメールを送ればOKです。
対処法③:ゼミの代わりに就活を早く始める
ゼミが必修科目じゃないなら、他の人よりも早く、就活を始めるべしですよ。
理由はシンプルでして、就活は早く始めれば始めるほど、有利になるから。
就活で有利になるポイント
- 自己分析にじっくりと時間を使える
- 色々な業界を調べることができる
- 多くのインターンシップに参加できる
こんな感じでして、ゼミに落ちたなら、就活に全集中するのもありです。
※実際、僕も就活に全集中しまして、大手企業から内定をいただきました。
なお、就活を始めるなら『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』を読むと、よりスムーズに就活を始められますよ。サクサクと読みやすいので、1日で読めるはずです。
補足:ゼミに落ちたショックで、立ち直れない人へ
ゼミに落ちたショックで、メンタル的に立ち直れないなら、休学も視野ですよ。
世の中的に「休学 = ハードルが高い」と思われますが、わりと簡単です。僕が通っていた同志社大学の場合は、休学届を事務室的なところに出せば、サクッと休学できました。
大学によっては厳しい場合もあるかもですが「メンタル的にキツイっす」と言えば、99%くらいの確率で休学ができるはず。休学期間はゆっくりと休みつつ、ダラダラすればOKです。
第一志望のゼミ面接に落ちた大学生からの、選考に関する質問
最後は、ゼミ選考に関する質問回答です。
- ゼミ面接に落ちた理由を聞くのは?
- 倍率が低いゼミ選考を受けるべき?
- ゼミの選考で使える志望理由は?
こちらの3つのご質問ですね。
1つずつ詳しく回答をしていきます。
質問①:ゼミ面接に落ちた理由を聞くのは?
結論、落ちた理由を聞いてもOKです。
下記のメールをテンプレにどうぞ。
ゼミ面接に落ちた理由を聞く例文
〇〇教授
お世話になっております。
〇〇大学 〇〇学部◯年の〇〇です。
〇〇ゼミの選考に応募いたしましたが、
残念ながら、不合格となりました。
貴ゼミで学びたかったという思いから、
今回の結果を残念に感じております。
今後の自己改善と学習に活かすため、
どのような点を改善すべきだったか、
簡単にご教示いただけますと幸いです。
お忙しいかと存じておりますので、
ご都合の良い範囲で結構です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 〇〇学部◯年
〇〇〇〇
学籍番号: xxxxxxxx
上記のとおり。
落ちた理由を聞くのが、1番の近道です。
質問②:倍率が低いゼミ選考を受けるべき?
倍率だけで考えるのはNGです。
よくある悩み
上記で悩む人が多いですよね。
結論は、後者のほうがおすすめです。
ゼミって大学生活の多くの時間を使います。
僕の実体験ですが、下記のとおり。
ゼミのために使う時間
- ゼミの単位:年間で8単位ほど
- 教授の単位:年間で4単位ほど
- 研究の発表関連:ほぼ毎日です
どうですかね、多くないですかね。
研究内容に興味がないと、マジでツラい(= ダルい)時間を過ごしますよ。
なので、倍率だけで選考を受けるゼミを決めるのは危険でして、落ちる可能性があるかもですが、研究内容ベースで決めたほうが、ゼミに入ってからの後悔はグッと少なくなるはずですよ。
質問③:ゼミの選考で使える志望理由は?
テンプレとセットで、志望理由を公開です。
志望理由のテンプレート
私は、〇〇分野に強い関心を持っており、〇〇(過去の経験)を通じてさらに深く学びたいと考えるようになりました。現在は〇〇(現在取り組んでいるテーマ)の授業を中心に受講しており、貴ゼミでの研究内容が私の学びたい分野と一致しているため、志望しております。将来は〇〇(キャリアや目標)を目指し、ゼミで得た知識を活かして〇〇分野で貢献したいと考えています。
ポイントは[過去]→[現在]→[未来]の3つの軸で志望理由を考えることでして、この考え方ができれば、ゼミ選考の面接は余裕ゲーですよ
就活の面接でも使えるワザなので、今のうちに覚えておいて損なし (`・ω・´)
まとめ:第一志望のゼミ面接に落ちたら絶望だけど、走るしかない
今回は『第一志望のゼミ選考に落ちたら、やること5つ』をご紹介しました。
ゼミ選考に落ちたら、やること5つ
- 二次募集のゼミをピックアップする
- 説明会や相談会、面談会に参加する
- 面接を受けるゼミの選考基準を知る
- ゼミの選考で話す志望理由を考える
- 志望理由をベースに面接対策をする
ぶっちゃけ、第一志望のゼミに落ちたなら、二次募集の対策を始めるべきですよ。ちょっと厳しい言い方かもですが、3分くらい絶望しつつ、すぐに対策を始めればOKです。
とはいえ、中には[第一志望のゼミ以外は行きたくない]とか[二次募集を探すまでに立ち直れない]などの意見があるかもです。
そういった方は「ゼミに入らない」という選択肢もありですよ。詳しくは【最高】大学でゼミに入らなくてよかったと思う5つの理由を公開するで解説しているので、参考にどうぞ。
もちろん、ゼミは大学生の間でしか経験できないことなので、少しでも気になるなら、最後まで諦めずにチャレンジすべきです。『ゼミ選考に落ちたら、やること5つ』を実践セヨ。
それでは、最高の大学生活をどうぞ。
今回は以上です。