こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『ゼミ選考で使う自己PRの書き方』を5ステップでご紹介します。
ゼミ選考で使う自己PRの書き方
- 例文より、自己PRの書き方を知る
- 自己PRで話す強みや長所を考える
- 強みが発揮されたエピソードを書く
- 課題 + 行動 + 結果を深掘りする
- 志望するゼミに入った後で締める
上記の5つのステップで自己PRを書けば、ゼミ選考は余裕で通過するはず。
記事の後半では「自己PRを作った後、ゼミ選考の突破率を上げるコツ」や「ゼミ選考で自己PRを話した後、面接で聞かれる質問」も解説しているので、選考対策をマルっとできますよ。
前置きは、さておきですね。
では、いきましょうヽ(^。^)ノ
ゼミ選考で使う自己PRの書き方は5ステップ【例文あり】
冒頭でお見せしたとおり、書き方は5つ。
- 例文より、自己PRの書き方を知る
- 自己PRで話す強みや長所を考える
- 強みが発揮されたエピソードを書く
- 課題 + 行動 + 結果を深掘りする
- 志望するゼミに入った後で締める
では、順に説明していきますね。
手順①:例文より、自己PRの書き方を知る
まずは、全体像(= 書き方)の理解です。
というか、例文を先にお見せしますね。
僕が使っていた自己PRの例文
私の強みは『多くの人を巻き込み、成果を出す力』です。この強みは、高校時代の野球部の経験で発揮しました。当時、私が所属していたチームは毎年のように初戦敗退が続いており、その問題点は「練習の質の低さ」であると考えました。そこで、1つの練習が終わる度にミーティングで課題点を出し合い「どうすれば、課題を解決できるか」をチーム全体で考え、実行しました。結果、練習の質が上がったため、春夏ベスト xx へと駒を進めることができました。xx ゼミでも、私の強みである『多くの人を巻き込み、成果を出す力』を活かします。
上記は僕がゼミ選考やゼミ面接で使っていた、自己PRの例文です。
※学部内で人気ゼミの選考を突破したので、わりと効果的な書き方なはず。
なので、上記の例文を見つつ「こんな感じね。よし自己PRを書こう」と思えたら、もう記事を読まなくてOKです。逆に「書き方を詳しく知りたいぜ」という人は、この先もどうぞ。
手順②:自己PRで話す強みや長所を考える
昔の僕もそうですが「自分の強みってなに?」という大学生が多いはず。
解決策:無料ツールを使いましょう
『 オファーボックス 』というサイトに無料登録をすれば、自己分析ツールが無料で使えますよ。その自己分析ツールを使えば[あなたの強み]や[あなたの長所]を、無料で出せちゃいますからね。
おすすめの手順
- 『 オファーボックス 』に登録する
- 無料の自己分析ツールを使う
- 強みをベースに自己PRを作る
上記の3ステップです。
›› オファーボックスに無料登録をする
僕自身、ゼミ選考で自己PRを作るときは『 オファーボックス 』をフル活用しまして、自分ではうまく言葉にできなかった[強み]や[長所]を発見できました。
それに『 オファーボックス 』はゼミ選考だけでなく、就活のときにも使える必須サイトなので、今のうちに無料登録しておけば、就活のときに楽になるかもです。
手順③:強みが発揮されたエピソードを書く
[強み]や[長所]がわかったら、具体的なエピソードに落とし込むだけです。
なぜ具体的なエピソードがいるのか
たとえば「オイラの強みは行動力です」と言っても、それが本当に強みかどうかわかりませんよね。なので、強みの証拠(= 根拠)をエピソードをベースにしつつ、ゼミ選考で話す必要ありです。
エピソードをまずは書きまくる
自己PRは[強み]×[エピソード]で話します。ただ、このステップでは書けるだけ、エピソードを書きまくるといいかもです。なお、具体例として僕のエピソードをいくつか書いてみます。
- 高校時代の部活動のエピソード
- 大学時代のアルバイトの経験談
- 学生時代のサークルのエピソード
ぶっちゃけ、自己PRを作る中でわかるかもですが[強み]や[長所]がわかれば、あとはどんなエピソードでも、うまく組み合わせができますからね。
なので、強みベースでエピソードを考える必要なしでして、まずは「自分が頑張ったな」と思う高校時代や大学時代の経験をピックアップしまくりましょう。あとは、うまく組み合わせればOK。
手順④:課題 + 行動 + 結果を深掘りする
エピソードをダラダラと書いたり話したりするのは、ゼミ選考ではNG。
解決策:3つを深掘りする
- 課題:どんな問題点があったのか
- 行動:具体的にどんな行動をしたか
- 結果:行動をして何が得られたのか
上記のとおり。
こちらも例文とセットで書きますね。
課題・行動・結果の例文
[強み]
多くの人を巻き込み、成果を出す力
[エピソードの全体像]
高校時代の野球部の経験
[課題:どんな問題点があったのか]
・毎年、初戦敗退が続いているチーム
・練習の質の低さが問題点だった
[行動:具体的にどんな行動をしたか]
・ミーティングで課題点を出し合った
・課題解決の方法をチームで話し合った
・解決策をチームとして実行した
[結果:行動をして何が得られたのか]
・練習の質が格段に上がった
・春夏ベスト xx へと進んだよ
こちらのとおりですね。
時間をかけてOKなので、作り込むべき。
手順⑤:志望するゼミに入った後で締める
自己PRの締めの部分で『ゼミに入った後』が書けるといいですね。
※文章量や時間的に、締めの部分は最悪なくてもOKです。
僕が使っていた自己PRの例文
私の強みは『泥臭く努力ができ、目標を達成させる力』だ。この強みは、学生時代のブログ運営で活かされました。当時、長期インターンシップでマーケティングの業務に携わる中で「わかりやすくマーケティングが学べるコンテンツを提供したい」という想いから、ブログを立ち上げました。しかし、運営初期はブログを読んでいただけず苦戦しました。そこで、実際にアクセスを集めているブログを閲覧し、それぞれのサイトに共通している箇所を書き出し、自身のブログへと転用しました。その結果、月間で1万人の方に読んでいただけるブログへと成長させることができました。xx ゼミでも、私の強みである『泥臭く努力ができ、目標を達成させる力』を活かします。
上記の太字の箇所ですね。具体的には「xx ゼミでも、私の強みである『泥臭く努力ができ、目標を達成させる力』を活かします。」というポイントです。
この文章が自己PRにあるだけで「この学生が、うちのゼミに入ってくれたら、こんな活躍をしてくれそう」というイメージを持ってもらえますからね。
自己PRを作った後、ゼミ選考の突破率を上げるためのコツ
結論、自己PRの質を上げればOKです。
具体的には、次の4つのコツですね。
- ゼミ選考の基準やレベル感を知る
- 5w1hの視点で、自己PRを深掘る
- 自己紹介と自己PRの違いを考える
- 選考で使う自己PRを2つ準備する
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
コツ①:ゼミ選考の基準やレベル感を知る
武器(= 自己PR)のレベルを上げるだけでなく、相手の弱点(= ゼミの選考基準)をハッキリ知るべしです。相手の弱点を知っていれば、武器の方向性がハッキリとわかりますからね。
よくあるゼミの選考基準
ぶっちゃけ、これだけでOK。
›› 参考:【余裕】大学のゼミの選考基準とは?【結論:キャラ作りが大切です】
大切なことは『ゼミ選考中に、ゼミにいるイメージを持たせられるか』です。
ここができれば、自己PR関係なく、ゼミ選考の通過率はグッと上がるはず。
コツ②:5w1hの視点で、自己PRを深掘る
自己PRは深掘りをすることで、質が上がります。質の高い自己PRは最強。
自己PRの深掘り方法:5w1h
・When:どれくらいの期間の話なのか
・Who:誰が関わったエピソードなのか
・Why:なぜ行動をしようと思ったのか
・Where:どこで起こったエピソードか
・How:どのような手段を考えたのか
深掘りの方法はシンプルでして、英語の「5w1h」で深掘りをすればOK。
「5w1h」を使えば、自然と自己PRが深掘りされて、質が上がりますよ。
コツ③:自己紹介と自己PRの違いを考える
昔の僕もそうでしたが[自己紹介 = 自己PR]と考えていたんですよね。
それぞれの違い
・自己PR:強みをアピールして、ゼミに入るメリットを理解してもらう
上記のとおり。なので「自己紹介をしてください」とゼミ選考で言われて、自己PRを話すのはNG。逆に「自己PRをしてください」と言われて、自己紹介をしちゃうのもNGです。
なお「自己PRは作ったけど、自己紹介はまだ作っていない」という人は大学のゼミ面接の自己紹介は『コレ』を話せばOK【選考で使える例文】もどうぞ。書き方や例文をご紹介しています。
コツ④:選考で使う自己PRを2つ準備する
自己PRは1つだけじゃ、少し不安です。
なぜなら、下記の質問があるからですね。
ゼミ面接で聞かれる質問
自己PRを1つしか準備していない場合、上記が聞かれたら絶望しますよね。
なので、最低でも2つ以上は、自己PRを準備しておくと安心です。
強み+エピソードを変える
とはいえ、自己PRの書き方は同じです。
- 『 オファーボックス 』に登録する
- 無料の自己分析ツールを使う
- 強みをベースに自己PRを作る
上記の3ステップです。
›› オファーボックスに無料登録をする
『 オファーボックス 』を使えば、1つだけでなく、複数の[強み]や[長所]が出てくるので、それに合わせつつ、エピソードを思い出しつつ、自己PRを作っていけばOK。
イメージとしては、上記のとおり。
『 オファーボックス 』をフル活用です。
ゼミ選考で自己PRを話した後、面接でよく聞かれる質問
最後は、ゼミ面接での質問対策ですね。
今回については、自己PRに特化です。
自己PRに特化した質問リスト
- 話した強み以外の長所を教えて?
- うちのゼミで、強みをどう活かす?
- その強みが発揮された他の経験は?
- 逆に、どんな弱みや短所があるの?
それでは、1つずつ質問に回答します。
例文も書いているので、丸パクリOK。
質問①:話した強み以外の長所を教えて?
シンプルに「他の強みや長所を聞きたい」というのが、目的ですね。
解決策:自己PRを2つ以上作る
1つの自己PRだけしか準備していないと、ゼミ選考中に絶望しますからね。
なので、下記の手順をベースにしつつ、他の自己PRを作っておくといいかも。
- 『 オファーボックス 』に登録する
- 無料の自己分析ツールを使う
- 強みをベースに自己PRを作る
僕の場合、わりと不安だったので『 オファーボックス 』の自己分析ツールで出てきた強みを3つから5つほどピックアップしつつ、自己PRを作りまくっていました。
とはいえ、ゼミ選考の面接であれば、1つから2つほど準備しておけばOK。
›› オファーボックスに無料登録をする
質問②:うちのゼミで、強みをどう活かす?
ここは完全にイメージでOKです。
例文:[強み = 行動力]の場合
私の強みは[行動力]なので、ゼミ活動の活性化に寄与します。たとえば、発表前にメンバーと相談して役割を明確にし、自分から先に資料の枠組みを作ることで、他のメンバーの作業を円滑に進める、などが挙げられます。
答え方のポイントとしては「抽象的:強みがゼミ活動の何に寄与するか」+「具体的:わかりやすいエピソードをベースに、強みを活かせる話をする」の2軸でOKです。
質問③:その強みが発揮された他の経験は?
聞きたい内容としては「強みの再現性」です。
強みの再現性とは
『本当にその強みを持っているのか?』の確認ですね。たとえば、自己PRで話した強みとエピソードは1回きりの可能性がありますよね。もし2回以上あれば、それは本当にあなたの強みです。
自己PR:強みの再現性
イメージとしては、上記のとおり。
とはいえ、真実を1つ書きます。
たとえば[強み:積極性]だった場合、どんなエピソードでも[積極性]って活かせますよね。つまり、強みや長所さえわかっていれば、適当に他のエピソードをゼミ選考で話せばOKです。
質問④:逆に、どんな弱みや短所があるの?
人気なゼミの場合、ゼミ選考で聞きますね。
ただ、弱みの書き方も例文とセットで公開。
ゼミ選考での弱みの書き方
- ネイティブすぎない弱みを出す
- 弱みが出ちゃったエピソードを書く
- 改善するための行動を書きまくる
上記のとおり。
例文も下記に記載しますね。
ゼミ選考での弱みの例文
私の弱みは『物事を慎重に考えすぎること』です。高校時代、野球部で主将を務めていた際、試合の戦略を立てる際に完璧を求めるあまり、直前まで決断が遅れてしまい、十分に練習時間を取れなかったことがありました。しかし、その経験を通じて早めの意思決定の重要性に気づき、改善に取り組みました。たとえば、戦略の優先順位を明確にし、チームメイトの意見を積極的に取り入れることで、短時間で結論を出す練習を重ねました。その結果、限られた時間の中でも準備が効率化し、大会では良い結果を出せました。慎重さはリスクを減らす長所でもありますが、今後もスピード感とのバランスを意識していきたいと思います。
少し長くなりましたが、こちらのとおり。
ゼミ選考で弱みを話すコツ
[弱み = ネイティブ]と考えるのではなく[弱み = 強みの裏返し]と考える方がいいかもです。上記の例文の場合は「リスクを減らす = 物事を慎重に考えすぎること」ですよね。
オーバーかもですが、ゼミ選考って意外とアピールできる時間が少ないです。
だからこそ、何事もゼミ選考中はアピールしまくるイメージで挑戦すべき。
まとめ:ゼミ選考で使う自己PRは書き方と例文をパクるだけ
今回は『ゼミ選考で使う自己PRの書き方』を5ステップでご紹介しました。
ゼミ選考で使う自己PRの書き方
- 例文より、自己PRの書き方を知る
- 自己PRで話す強みや長所を考える
- 強みが発揮されたエピソードを書く
- 課題 + 行動 + 結果を深掘りする
- 志望するゼミに入った後で締める
上記の書き方を意識すれば、ゼミ選考を突破できる自己PRを作れるはず。
それでは、最高の大学生活をどうぞ。
今回は以上です。