こんな疑問を解決します。
この記事の内容
今回は『大学のゼミの選考基準とは?』というテーマで解説をします。
ゼミの選考基準
上記のとおり。
つまり、キャラクター性で決まりますよ。
そこで今回では「大学のゼミの選考基準とは?」というテーマで深掘りします。
記事の後半では「選考基準に合わせつつ、対策をする手順」や「大学のゼミの選考基準を突破するための5つのポイント」も解説しているので、最後までどうぞ。
前置きは、さておきですね。
では、いきましょう (*´∀`)
※「まだゼミを選んでいない...」という大学生は【文系】大学のゼミの選び方は5つある【不人気+ブラックゼミの特徴】をどうぞ。この記事を読めば、ゼミ選びで失敗はゼロです。
大学のゼミの選考基準とは?【結論:キャラ作りが大切です】
答えはシンプルで『キャラクター性』です。
重要な選考基準 = そのゼミにいそうか
もっと簡単に言うと「そのゼミにいてもおかしくないか?」です。
ここが問題なければ、基本的に選考基準を突破できるはず。
選考対策:ゼミ生に会ってみる
[会ってみる]のハードルって高いかもです。
とはいえ、相談会などをしているはず。
このあたりに参加しつつ「どんな雰囲気の人が多いか?」を確認すればOK。
顔を覚えてもらえると神です
選考基準がありつつも、最終的に[合格]or[不合格]を決めるのは、人間です。なので、志望度が高いのであれば、積極的にゼミが開催するイベントには参加した方がいいですよ。
その結果、教授だけでなくゼミ生からも「Inatatsu さん。今日も来てくれたんですね!」と言われるようになりました。そして、学部内でわりと人気が高かったけれど、入れちゃった感じです。
ゼミ生に選考基準を聞いちゃってOKです
ダイレクトに「選考基準は何ですか?」と聞くのはNGなので、下記をどうぞ。
選考基準を聞くための質問
- どんな雰囲気の方が多いですか?
- 活躍している方はどんな方ですか?
- ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
上記のとおり。
回答の具体例とセットで書きますね。
具体例:よくある選考基準
Q:どんな雰囲気の方が多いですか?
A:落ち着いた雰囲気の人が多いね!
Q:活躍している方はどんな方ですか?
A:論理的な人が活躍している印象!
Q:ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
A:いい感じの距離感で協調性が重要!
ざっくりと、こんな感じですね。
あとは、それに合わせていけばOKです。
必要なキャラクターに、合わせた対策をする
選考対策の前に、1つだけ質問です。
あなたへの質問
ゼミの選考基準と対策法
[雰囲気が合わない]と[雰囲気が合っている]の2つのゼミがあるとします。
どちらを志望するかによって、それぞれで対策法が変わってくる感じです。
対策①:雰囲気が合わない場合
対策②:雰囲気が合っている場合
こちらのとおり。
前者を志望する場合は、対策が必須です。
後者の場合は、ありのままでOK。後者を選択する大学生は、本記事の『ゼミの雰囲気(= 選考基準)に合わせつつ、対策をする手順』を読みつつ、選考対策を進めていけばOKです。
雰囲気が合わないゼミの選考対策の方法
繰り返しですが、次のとおり。
対策方法
とはいえ、雰囲気が合わないなら、辞めたほうがいいかもです。
理由はシンプルでして、ゼミに入ってからが、わりと地獄だからですね。
具体例:陰キャラの僕の場合
この記事を書いている僕も、研究テーマ的に「どうしても入りたいな...」と思うゼミがあったんですよね。しかし、説明会に行ってみると、ガチな陽キャラしかいなくて絶望しました。
もちろん、選考のためにキャラクターを合わせることもできたかもですが、入ってからが地獄だなと思ったので辞めました。その結果、自分に合ったゼミが見つかったので感謝です。
ただ「雰囲気が合っていないけど、どうしても入りたいな...」と思うなら、全力で対策をすべしですよ。対策の方法はシンプルでして『徹底的にキャラ作りをしまくろう』です。
ゼミの雰囲気に合わせつつ、キャラ作りをする
ガッツリと対策法を書きます。
時間がかかるかもですが、有効なはず。
キャラ作りをするまでの手順
ゼミの選考基準のために、キャラ作りをする
- 教授とゼミの雰囲気を確認する
- キャラクターの方向性を決める
- 強みが発揮された経験を考える
- 志望理由書に経験を落とし込む
- 面接で話せるように練習をする
上記のとおり。
次の章で、詳しく深掘りをしますね。
ゼミの雰囲気(= 選考基準)に合わせつつ、対策をする手順
先ほどお見せしたとおり、次の5つ。
- 教授とゼミの雰囲気を確認する
- キャラクターの方向性を決める
- 強みが発揮された経験を考える
- 志望理由書に経験を落とし込む
- 面接で話せるように練習をする
では、順に説明していきますね。
手順①:教授とゼミの雰囲気を確認する
まずは、雰囲気の確認です。
ぶっちゃけ、ここが1番重要です。
雰囲気の確認方法 = 質問する
僕の場合、ゼミの相談会や説明会などに行きつつ、下記を質問しました。
- どんな雰囲気の方が多いですか?
- 活躍している方はどんな方ですか?
- ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
上記をベースにしつつ、ゼミの雰囲気を確認する感じです。
こちらも具体例とセットで、いくつか特徴を書いてみます。
具体例:質問に対する回答
Q:どんな雰囲気の方が多いですか?
A:落ち着いた雰囲気の人が多いね!
Q:活躍している方はどんな方ですか?
A:論理的な人が活躍している印象!
Q:ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
A:いい感じの距離感で協調性が重要!
こんな感じで、答えが返ってくるはずです。
なお、複数のゼミ生から聞けるといいですね。
手順②:キャラクターの方向性を決める
次に、キャラの方向性です。
ここは先ほどの雰囲気がベースですね。
雰囲気に対するキャラの方向性
# 雰囲気などの情報
・全体:協調性を大切にしている
・ゼミ生:落ち着いた雰囲気の人多め
・活躍する人:論理的思考力がある人
# キャラクターの方向性
協調性、落ち着き、論理的思考力あり
上記のとおり。なので「落ち着いた雰囲気で、論理的思考力がありつつも、周りと協力できる協調性を持っているキャラクター」といった方向性ですね。
手順③:強みが発揮された経験を考える
キャラクターの方向性が決まったら、あとは経験からの裏付けです。
というのも、過去の経験があるからこそ、強みが証明されるからですね。
キャラの方向性
強みを裏付ける経験
高校時代、バスケットボール部での練習に取り組んでいた中で、チーム全体でうまく連携が取れず、特に新人メンバーが入り始めた頃に練習の効率が落ちてしまうという課題がありました。そこで、みんなが自然とコミュニケーションを取りやすくするために、先輩後輩関係なく練習後にディスカッションする時間を設け、意見交換をする機会を増やしました。この取り組みにより、部内の連携が向上し、チームの雰囲気が和やかになったことで、試合の勝率も向上しました。
上記のようなイメージです。
時間がかかるかもですが、ゼミ選考で重要。
手順④:志望理由書に経験を落とし込む
あとは、志望理由書に書き込めばOK。
志望理由書を書くステップ
ゼミ選考の志望理由書を書くステップ
- ゼミの研究テーマをリサーチする
- 自分の興味関心をしっかり伝える
- 学びたい内容を具体的に書きまくる
- 自分がゼミで活躍できる理由を話す
- 最後にもう1度、志望理由を書く
こちらの5ステップですね。
イメージのために、例文も書きます。
志望理由書の例文:パクリOK
私は〇〇ゼミを志望します。志望する理由は、〇〇の分野に興味があるからです。私は大学で〇〇について学ぶ中で、〇〇の重要性を感じ、さらに深く研究したいと思うようになりました。特に、〇〇ゼミでの実践的な活動や〇〇教授の〇〇に関する指導内容が、自身の目標である◯◯に役立つと考えています。また、私がこれまで培ってきた○○なスキルや〇〇での経験も、研究活動において貢献できると感じており、ぜひ〇〇ゼミで学びたいと考えています。
ぶっちゃけ、上記の例文の完成度は高めです。丸パクリOKなので、志望するゼミに合わせつつ、カスタマイズしちゃえばOKです。書類審査などは、余裕で通過するはず (`・ω・´)
手順⑤:面接で話せるように練習をする
志望理由書ができたら、あとは練習です。
ゼミ面接を突破するために、鬼練習です。
面接対策のポイント
とはいえ、難しいことはゼロです。
事前準備をしておけば、余裕ゲーですよ。
例文:ゼミ面接で聞かれる質問
・どうして、このゼミを志望するの?
・具体的にゼミで学びたいことはある?
・経験ベースで、自分の強みと弱みは?
・他に志望しているゼミはあるの?
上記のとおり。
面接で99%は、聞かれる質問ばかりです。
ちなみに、質問に対する回答を準備するだけでは、面接の突破率が少ししか上がりませんよ。台本のように読むのではなく、スラスラと息をするように話せるレベルまで、鬼練習が必要です。
大学のゼミの選考基準を突破するための5つのポイント
最後は、ゼミ選考のポイントですね。
- ゼミの選考基準を正しく理解する
- 選考ステップごとに対策を進める
- 選考基準に対して、平均点を取る
- 面接で聞かれる質問対策を極める
- ゼミ面接で落ちる人の特徴を知る
上記5つを意識すれば、OKです。
というわけで、1つずつ解説をしていきます。
ポイント①:ゼミの選考基準を正しく理解する
繰り返しですが、1番は下記のとおり。
ゼミの選考基準
とはいえ、ゼミによっては、具体的に選考基準を決めている場合もありますね。
例:より具体的な選考基準
- xx な強みや長所を持っている
- GPA(= 成績)が xx 以上ある
- xx などの授業を履修しているか
- ゼミへの志望度が高いかどうか
- xx などの資格を持っているのか
具体的な選考基準については[学部のホームページ]や[ゼミの募集要項]などに書いている場合があるので、そちらをチェックです。
選考基準を2つに分ける
#コントロールできるもの
・xx な強みや長所を持っている
・ゼミへの志望度が高いかどうか
#コントロールできないもの
・GPA(= 成績)が xx 以上ある
・xx などの授業を履修しているか
・xx などの資格を持っているのか
上記のように、選考基準を2つに分けるべしです。というのも「コントロールできるもの:ゼミ選考の対策ができる」けど「コントロールできないもの:選考の対策ができない」からですね。
なので『あなたが、そのゼミにいそうか』という1番重要な要素とセットで『コントロールできる選考基準はないか』を必ず確認するべきですよ。そして、ゼミ選考の対策を進めていく感じです。
※もしコントロールできないものしかない場合は、他のゼミを選んだ方がいいかもです。たとえば[GPA:3.5以上の大学生のみ]とか[授業:経営学の単位を取っていること]などなど。
ポイント②:選考ステップごとに対策を進める
「選考対策」の中に、色々な意味があります。
具体的には、次のとおりですね。
選考対策 = 複数のステップがある
こちらのとおり。
※ゼミにより、エッセイや課題があるかも。
なので[選考ステップを確認する]→[ステップごとに対策をする]の2つが重要です。前者については、ゼミの募集要項や教授に直接聞いちゃってOKです。後者は、こちら側で対策が必要。
対策①:書類選考
基本的に、志望理由書のことですね。こちらについては、本記事の『手順④:志望理由書に経験を落とし込む』を参考にしつつ、丸パクリすればOKです。
対策②:面接
面接は99%くらいが準備ゲーです。「聞かれそうな質問の回答を準備しているか」で全てが決まりますからね。こちらも本記事の『手順⑤:面接で話せるように練習をする』を読めばOK。
ポイント③:選考基準に対して、平均点を取る
ぶっちゃけ、100点にする必要はなしです。
平均点くらいを目指せばOKです。
100点を目指すと、逆にミスる
大学のテストも同じですが、100点を目指すのってキツイですよね。「他の大学生が勉強していないことを勉強しなきゃ」とか「他の大学生よりも頑張らなきゃ」など、差別化しがち。
もちろん、ゼミによりけりですが、100点満点のスーパーエリートを求めていませんからね。それよりも、選考基準をしっかり突破してくれる、平均点くらいの大学生を求めているはず。
なので、変にハードルを上げる必要はゼロでして「これくらいやっておけばいいか」とか「ぶっちゃけ、このくらいで問題ないでしょ」くらいのレベル感でOKです。
変に他の大学生と違うことをすると、逆にゼミ選考に落ちる可能性大です。
ポイント④:面接で聞かれる質問対策を極める
繰り返しですが、準備が命です。
とくに、面接の準備に時間をかけるべき。
面接の準備とは
- 聞かれる質問をリストアップする
- 質問に対する回答の質を上げる
- スラスラと話せるように練習する
シンプルですが、上記のとおり。
どれも今日から準備できますよね。
準備の例:ゼミ面接で聞かれる質問
・どうして、このゼミを志望するの?
・具体的にゼミで学びたいことはある?
・経験ベースで、自分の強みと弱みは?
・他に志望しているゼミはあるの?
たとえば[聞かれる質問をリストアップする]という視点だと、こんな感じ。
※上記5つをしっかり答えられるようになれば、選考基準は突破できるはず。
そのため、今からゼミ選考までの期間は[聞かれそうな質問を考える]→[質問への回答を考えつつ、質を上げていく]→[スラスラと回答を話せるようにする]の3つを実践すればOK。
ポイント⑤:ゼミ面接で落ちる人の特徴を知る
いわゆる、失敗例を知っておくことですね。
ゼミ面接で落ちる人の特徴
シンプルすぎて、スイマセン m(_ _)m
とはいえ、何もかも準備で決まります。
- 志望動機や志望理由の準備
- 強みなどの自己PR文の準備
- 面接でスラスラ話せる準備
このあたりって「やればできるけどやっていない状況」ですよね。
選考に落ちる人は、やっぱり『準備不足な人』のケースが多めです。
まとめ:大学のゼミの選考基準とは = キャラ作りで決まります
今回は『大学のゼミの選考基準とは?』というテーマで解説をしました。
ゼミの選考基準とは
上記のとおりです。シンプルですよね。
なので、キャラ作りがマジで大切です。
キャラ作りをする5ステップ
- 教授とゼミの雰囲気を確認する
- キャラクターの方向性を決める
- 強みが発揮された経験を考える
- 志望理由書に経験を落とし込む
- 面接で話せるように練習をする
本記事の『ゼミの雰囲気(= 選考基準)に合わせつつ、対策をする手順』でご紹介しましたが、キャラ作りをしっかりとしておけば、ゼミ選考の突破率はグッと高まりますよ。
というわけで、最高の大学生活をどうぞ。
今回は以上です。